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臨床検査と心理学とバイクとクルマのブログです

出来ない理由をつける人=認知的不協和

面白くないことを

面白くする。

 

なかなか

難しいことですよね?

 

 

でも以外に簡単に

面白くできるかも知れません。

 

 

「 認知的不協和 」

ってのがあります。

 

 

 

◉  タバコ吸いますか?


 タバコは身体に害があります。

 タバコをたくさん吸う人ほど、タバコは身体に害があるとは思ってません。

 

 タバコを吸っている事実。

    タバコは害がある知識。

 

    矛盾してますよね?

    害があると思いながら、タバコを吸うのは、何となく不愉快です。

 

 タバコを吸うこととをやめてもいいが、これはかなり難しい。

そうすると、人は変えやすいほうを変えます。

 

 「 タバコには害がない 」

     

と思えばいいんですよ。

 

「 タバコを止めると胃潰瘍になる 」

「 タバコを止めると太って生活習慣病になる 」

 

なんて思えばいいんです。

 

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 狐とぶどう

 

イソップ寓話です。

 

狐が美味しそうに実ったぶどうを見つけます。

狐はぶどうを食べようと何度も飛び上がりますが、どうしてもぶどうをとることができません。

最後に狐は

「あのぶどうはすっぱいに違いないからまずいだろう」

と決めつけてその場を立ち去ってしまいます。

 

この場合、狐は

「ぶどうを食べたい」

という態度に対して

「とることができない」

という新しい事実に直面します。

 

そこで狐がこの矛盾する不快感を解消するためにとる行動は以下の2つです。

 

ぶどうをとらない
「ぶどうを取れない」という事実を否定。


童話では、狐は

「ぶどうはすっぱいから食べたくない

ということにして

「ぶどうを取れない」という事実を否定。

 

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(2) 認知的不協和とバランス理論

私たちは、自分にとって不満な状況に対しては、それを何とか肯定的に解釈したり意味づけたりして、不満な気持ちを解消しようとすることが知られている。

精神分析では、防衛機制という働きがそれにあたる。

社会心理学においては、フェスティンガー(Festinger.1957)が認知的不協和という理論を提唱している。

この理論を実証するために、フェスティンガーら(Festinger et al., 1959) がおこなった実験は示唆深い。

 

実験参加者は、決しておもしろくない単純作業を長時間おこなった後、

それがいかにおもしろいものであったかを、他人に説明するように求められるのであるが、

ひとつの条件ではそのことに対して高額の報酬(20ドル)が与えられ、

もうひとつの条件ではごく少ない報酬(1ドル)しか与えられないというものである。

 

これらの報酬の異なる2つの群の行動的特徴が、単純作業をおこなっただけで他人への説明

は求められなかった群(コントロール群)と比較された。

その結果、

報酬の少ない群は、自分のやった作業がおもしろかった、再び同様の実験に参加したいと思う傾向がコントロール群より強く、

高い報酬を与えらした群のほうは、コントロール群と差がなかったのである。

 

このことは、次のように説明された。

自分がやったおもしろくないことをおもしろいと説明するよう求められることで実験参加者は葛藤状況におかれる。

高い報酬が与えられれば、それで納得するが、低い報酬しか与えられないと、葛藤状況が続くことになる。

しかし、その状況は変えようがない。

そこで私たちは自分たちの認知を変えることで,その葛藤を解消しようとするというのである。

 

これと関連するものとして、ハイダー(Heider, 1958)のバランス理論がある。

認知者(P), 他者(0), 対象(X)の三者が調和し合っているとき、バランスが保たれているが、このバランスが崩れたとき人はストレスを感じ、バランスを取り戻そうと動機づけられるというものである。

たとえば、 Pが0もXも好きで、はOもXが好きな場合はバランスが保たれている。

しかし、PがOが好きでXは嫌いなのに、OがXを好きな場合はバランスが崩れ、Pはストレスを感じる。そこでPは自分も

Xを好きになろうとするかOを嫌いになろうとするか.

もしくはOはXをそれほど好きではないと思おうとして, バランスを取り戻そうと

るというのである。

( 人格心理学 大山泰弘著 参照 )

 

 

まあ、

いかんせん

 

「 逃げ 」とか、

「 いいわけ 」とか、

「 へりくつ 」とか、

 

言うのと同じなんですかね?

 

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