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臨床検査と心理学とバイクとクルマのブログです

サッカクのウィザード!

TVのCMで

 

◯◯◯を一ヶ月間使用した方の

ほとんどの方がその効果を実感しています。

 

「 いや〜、◯◯◯はいいですよ〜。」

 

「 ◯◯◯を使用してから、毎日が楽しくって!」

 

 

 

ホントでしょうか?

 

 

例えば、

食事制限もなく、

そのサプリメントを毎日飲んだだけで痩せる!

 

なんて

魔法みたいですね?

 

 

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仮面ライダーウィザード

「 さあ、ショータイムだ! 」

 

 

これらは全て、

「 前後論法 」

って言います。

 

実際のところ、

サプリメントを飲んだのですから、

飲んだ効果はあると思います。

 

でも、

一緒にした食事や

その人の体調や

日頃の運動や

仕事の疲れや

、、、、、。

 

いろいろな理由があるんですよね。

 

他にもサプリメント飲んでたらどうでしょう?

 

もう何が何だか分からなくなります。

 

( ̄▽ ̄)

 

 

 

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2. 前後論法の錯覚を知る

(1)事前と事後の比較から考える

 

平均への回帰の効果を適切に処理するためには、比較対照条件の考慮が必要になる。

たとえば、前述のような治療効果を検証する正当な手法としては、比較対照群を設定した無作為化臨床試験が行われる。

すなわち、新薬の効果を確認する場合、試験に参加する患者群をランダムに2群に分け、同じように事前診断データを得ておく。

その後、片方の群には新薬を投与し、もう片方の群(比較対照群)には偽薬を投与して、その後に両群の治療結果データを比較するプロセスが行われる。

この手法であれば、結果に影響を及ぼしうる平均への回帰をはじめとした雑多な要因はランダムに割り当てられた両群で共通に働くと考えられるために、比較したい効果のみを取り出すことができる。

こうした厳密な手順を用いないと因果関係を正しく確認することは難しい。

しかし、日常的な判断プロセスの中ではこうした比較対照実験を行うことはほとんど無理な相談だろう。

そもそも、私たちが経験する日常事態や、社会的な出来事の数々は1回限りの出来事なので、山飲対照実験のような条件設定は困難をきわめる。

そこで、私たちの日常思考では、対照群と比べるのではなく、時系列に沿って、事前の状況と事後の状況を比較する方略が多用される。

すなわち、図10-3のように事前の状況を確認したうえで、介入や処要を導入するなどの具体的な事実があって、続けて状況の変化が起これば その出来事が変化の原因だったと推論するのである。

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これは「雨乞いをしたら、雨が降った」という例で説明した随伴性の原理にもとづくものであり、論法としては、前後で効果を比較することから、前後論法と呼ばれる考え方である。

私たちは、日常的な思考の中で、当たり前のように前後論法を判断の手がかりに利用しているはずだ。

それで、おおよそ適切に身の回りの出来事の関連を判断できている。

その意味で、前後論法は必ずしも誤った論法ではない。

だが、この前後論法は実際の因果関係を推論するためには、私たちが考えている以上に弱い論拠しかもたらさない。

前後の間の処置が、実際には全く変化の原因にはなっていない可能性を見落とすのである。

その典型的な例が、前述の平均への回帰の錯誤であった。この場合、事前と事後での状況の変化をもたらしたものは、統計的な現象なのである。

前後論法を適切に使いこなすためには、前後論法が錯覚に陥りやすい状況を明らかにしておくことが有効である。

( 錯覚の科学 菊池聡 著 )

 

ものごとは

ちゃんと理由をはっきりさせないと、

訳が分からなくなります。

 

 

 

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仮面ライダーウィザード

ウィザードとは「魔法使い」という意味。

魔法がモチーフになっているため、変身に使うのは魔法のリング。

リングを使って変身っていうとどこかの美少女戦士っぽいため、「ウォーター」や「ハリケーン」といった名前を変えた変身リングでド派手にフォームチェンジする。

必殺技など戦闘時の技にも、魔法リングが用いられる。

「アンダーワールド」と呼ばれる人間の精神世界も描いているため、ファンタジー的内容になっている。

 

強い仮面ライダーってイメージがあります。

 

戦ってもすぐ負ける仮面ライダーも過去にはたくさんいました。

でも。私的には

「 仮面ライダーは強い!」

「 仮面ライダーは負けない!」

ってのが好きです。

 

魔法やら超能力を使う人って

強いキャラが多いですねー。

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この人とか?

 

 

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