大脳皮質基底核変性症
認知症と診断される症例は
アルツハイマー型、
血管性、
レビー小体型、
前頭側頭型
の4つがほとんどですが、
認知症症状の病気はたくさんあります。
認知症予防に魚は良いです。
今回はあじです。
ちがいがわからん!
、、、わたしもよくわかりません。
とりあえず
魚は良いです。
( ̄▽ ̄)
◯大脳皮質基底核変性症とは?
進行性疾患。
大脳皮質と皮質下神経核(黒質、淡蒼球)の
神経細胞が徐々に脱落する病気。
中心溝周囲の前頭〜頭頂葉萎縮がある。
① 中年期以降に発症、緩徐進行。
② 大脳皮質徴候
※肢節運動失行、
※観念運動失行、
皮質性感覚障害、把握反応、他人の手徴候、
反射性ミオクローヌス※など。
③ 錐体外路徴候
無動、筋強剛、ジストニア※。
④ 上記症候に左右差。
非典型例もあり、診断が難しい。
※肢節運動失行
熟練しているはずの運動行為が拙劣化した状態。ボタン掛け、書字など。
※観念運動失行
自発的運動は可能だが、言語命令や模倣が出来ない。警官の敬礼、チョキ、さよならなど。
ノコギリを使う真似などのパントマイム障害。
※ミオクローヌス
自分の意思と関係なく起こる運動。
筋肉がびくっとするなど。
一定のリズムで素早い不随意運動があればミオクローヌスではなく振戦。
※ジストニア
自分の意思と関係なく起こる運動。
長い筋肉の収縮、異常な姿勢。
筋肉の緊張の異常によって様々な不随意運動や肢位、姿勢の異常が生じる状態。
非典型例、、、。
もう何がなんだかわからない。
( ̄▽ ̄)
人口10万人中2人。
40〜80歳。ピークは60歳。
経過は5〜10年。死因は全身衰弱。
◯大脳皮質基底核変性症の症状
大脳皮質と基底核以下の神経核症状。
(パーキンソン病様症状)
左右差あり。
上肢の動きのぎこちなさから
下肢の動きのぎこちなさ。
対側にも発生。
動作緩慢、易転倒。
観念運動失行、肢節運動失行、構成失行。
他人の手:自分の意思と関係なく動く。
※半側空間無視、ジストニア、皮質性ミオクローヌス、皮質性感覚障害※。
※半側空間無視
目には見えているが、片方だけ見落とす。
※皮質性感覚障害
立体的形の感覚障害。
パーキンソン病様症状で
振戦は少ない。
6〜8Hzで不規則な動作。
認知機能障害は遅れて出現。
人格変化もある。
形態画像で中心溝周囲の萎縮。
どうも
この病気の特徴は
自分の意思と
関係なく体が動く
ことの様ですね。
パーキンソン病様症状では
振戦が見られないのは
進行性核上性麻痺と同じ。
振戦があるかないかで判断?
ただ、
非典型例もあります?
( ̄O ̄;)