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認知症各論⑦ 震えが長く続くのは振戦。パーキンソン病の疑いです。

大脳皮質基底核変性症

 

認知症と診断される症例は

アルツハイマー型、

血管性、

レビー小体型、

前頭側頭型

の4つがほとんどですが、

認知症症状の病気はたくさんあります。

 

f:id:honeyhornet:20191106022055p:image

認知症予防に魚は良いです。

今回はあじです。

 

ちがいがわからん!

、、、わたしもよくわかりません。

 

とりあえず

魚は良いです。

 

( ̄▽ ̄)

 

 

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◯大脳皮質基底核変性症とは?

 

進行性疾患。

大脳皮質と皮質下神経核(黒質、淡蒼球)の

神経細胞が徐々に脱落する病気。

中心溝周囲の前頭〜頭頂葉萎縮がある。

 

① 中年期以降に発症、緩徐進行。

② 大脳皮質徴候

※肢節運動失行、

※観念運動失行

皮質性感覚障害、把握反応、他人の手徴候、

反射性ミオクローヌス※など。

③ 錐体外路徴候

無動、筋強剛、ジストニア※

④ 上記症候に左右差。

非典型例もあり、診断が難しい。

 

※肢節運動失行

熟練しているはずの運動行為が拙劣化した状態。ボタン掛け、書字など。

 

※観念運動失行

自発的運動は可能だが、言語命令や模倣が出来ない。警官の敬礼、チョキ、さよならなど。

ノコギリを使う真似などのパントマイム障害。

 

※ミオクローヌス

自分の意思と関係なく起こる運動。

筋肉がびくっとするなど。

一定のリズムで素早い不随意運動があればミオクローヌスではなく振戦。

 

※ジストニア

自分の意思と関係なく起こる運動。

長い筋肉の収縮、異常な姿勢。

筋肉の緊張の異常によって様々な不随意運動や肢位、姿勢の異常が生じる状態。

 

非典型例、、、。

もう何がなんだかわからない。

 

( ̄▽ ̄)

 

人口10万人中2人。

40〜80歳。ピークは60歳。

経過は5〜10年。死因は全身衰弱。

 

◯大脳皮質基底核変性症の症状

 

大脳皮質と基底核以下の神経核症状。

(パーキンソン病様症状)

左右差あり。

上肢の動きのぎこちなさから

下肢の動きのぎこちなさ。

対側にも発生。

動作緩慢、易転倒。

 

観念運動失行、肢節運動失行、構成失行。

他人の手:自分の意思と関係なく動く。

※半側空間無視、ジストニア、皮質性ミオクローヌス、皮質性感覚障害※

 

※半側空間無視

目には見えているが、片方だけ見落とす。

 

※皮質性感覚障害

立体的形の感覚障害。

 

パーキンソン病様症状で

振戦は少ない。

6〜8Hzで不規則な動作。

 

認知機能障害は遅れて出現。

人格変化もある。

 

形態画像で中心溝周囲の萎縮

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どうも

この病気の特徴は

自分の意思と

関係なく体が動く

ことの様ですね。

 

パーキンソン病様症状では

振戦が見られないのは

進行性核上性麻痺と同じ。

振戦があるかないかで判断?

 

ただ、

非典型例もあります?

 

( ̄O ̄;)

 

 

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