勉強もバイクも好きだ!

臨床検査と心理学とバイクとクルマのブログです

神経心理学検査⑤ SLTA、WAB、ほか。

大脳半球の機能検査です。

優位半球と非優位半球で違います。

 

そもそも

優位半球って何?

 

( ˙-˙ )

 

そうですねー。

言語中枢がある方が「優位」

です。

 

普通、よく聞くのが、

左が理性、右が芸術とか言いますが、

正確には違います。

それだと、

左が優位っぽいですよね。

 

世界的に右利きの人が多いです。

約90%が右利きです。

脳の機能はその反対側になりますから

左が優位になりやすいです。

右利きの99%が左脳が優位

になります。

 

じゃあ左利きは?

右が優位になりやすいです。

なりやすいって言うのは

「完全にそうだ」とは言えない

からです。

 

「巨人の星」の星飛雄馬は

子供のころは一徹から

左利きを強要されましたが、

実は右利きだったって話があります。

まあ、

マンガですけどね。

( ̄▽ ̄)

 

なんで右利きが多いの?

って話しになると

ちょっと長くなりますが、

簡単に言えば、

「協調と競争のバランス」

ってことでしょうか?

人は人に合わせるし、

だいたい人に勝とうと思うなら

まず、その人を真似することから始めます。

そうすると

右がやりやすいってことでしょうか?

 

( ˙-˙ )

 

 

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ハスラー250です。

ハスラーって言うと

SUZUKIのクルマのこと?

って思われますが、

実はもとはバイクです。

ビリヤード競技をする人をハスラーって

いいますが、

まあ、そんなカッコいい人を

イメージしてくださいってことでしょう。

昔は

仮面ライダーのバイクの原型に

使われてました。

 

今の仮面ライダーは

ほぼHONDAです。

 

^_^

 

 

 

◯大脳優位半球の機能検査

 

 

●SLTA(標準失語症検査)

Standard Language Test of Aphasia

 

わが国における失語症の代表的な検査です。
26項目の下位検査での構成で、

「聴く」「話す」「読む」「書く」「計算」について評価します。
また、評価は単なる◯×ではなく、6段階で行います。

 

●WAB日本語版

Western Aphasia Battery

 

失語症検査に統計学的、数量分類学的手法を導入したものとして広く世界の関心をひいているが、それを基に多くの改良をおこなって、日本語版としたもの。

失語症の臨床、研究に携わるすべての人々にその成果を問うものである。

WAB失語症検査は、検査が包括的であると同時に実用的で、口頭言語の部分は1時間以内で検査が可能。
失語指数が算出できるので、失語症の回復あるいは増悪を評価しやすい。
検査得点から

ブローカ失語、

ウェルニッケ失語、

全失語などの分類

を試みている唯一の検査。
失語症の検査項目以外に

失行検査、

半側空間無視の検査、

非言語性知能検査

などを含んでおり、大脳皮質 指数を算出できるのも大きな特徴である。

 

Aphasia

アフェージア?

失語症のことです。

 

(о´∀`о)

◯大脳非優位半球の機能検査

 

●※半側空間無視、

●※方向性注意障害の検査

 

線分など末梢課題、線分二等分課題、描画など

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a)は線を真ん中で二等分しなきゃいけないんですが、右に偏っちゃってます。

b)は全部の線を抹消 = 打ち消し線を縦に入れなきゃなんだけど、左っ側を忘れてます。見えてないんですねー。

c)は真っ直ぐ線ひいて立方体を描いてるんだけど、左っ側を忘れてます。描いたつもりなんです。

 

( ̄▽ ̄)

 

 

※半側空間無視

主に右(非優位)半球損傷で出現。

病巣と反対側の視空間的刺激に対して注意機能が障害される。

 

※方向性注意障害

注意障害のうち、左右大脳半球がそれぞれの反対側の空間に対して向ける注意機能障害。

右損傷で顕著だが、左損傷でも軽度見られる。

 

 

●身体認知能力の検査

 

自己身体の運動麻痺への無関心、否認、麻痺身体の無視などの検査は患者インタビュー。

「具合はどうですか?」

「手足は動きますか?」

不適切な肢位でも気にしない。

半身が存在しないように振る舞う。

 

反応を記録する。

必要に応じて、ビデオやボイスレコーダーで記録する。

 

 

●構成機能の検査

 

Kohs立方体組み合わせテスト

 

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●赤,白,青,黄の4色に塗り分けられた立方体のブロックを用いた検査です。被検者が興味をもってテストを受けるので,測定不能になってしまう可能性が低いです。

●積み木を並べるというシンプルな作業であり、手先の器用さに影響されずスムーズに検査できます。

●2問連続して失敗すると検査は終了するので、知能低下の著しい被検者ほど早く終了でき負担がかかりません。

●近年は軽度認知機能障害(MCI)のスクリーニング検査として神経心理学領域でも用いられています。

●リハビリテーションにも適していて、認知機能障害のリハビリテーションプログラムに応用されています。

 

 

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