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臨床検査と心理学とバイクとクルマのブログです

認知症近赤外線計測装置(NIRS)①

脳機能測定にはPETやSPECTがあります。

ただし、放射線を使用することから被爆の問題があります。

 

近赤外線計測装置(NIRS)

は身体に非侵襲的であり、繰り返し測定可能です。

 

 

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V-TWIN MAGNAです。

 

なんかもうここまでくると

擬人化を好き勝手にやっちゃってます。

 

(*゚▽゚*)

 

あえて髪の毛を黄色にしてみました。

黄色が欲しいと言っていた

ご主人様への反抗でしょうか?

 

「兄」と呼ばれてましたが

実は「姉」だったらしい。

 

なんか物語ができそうですね。

 

今度、

4コママンガでも描こうかな?

 

 

ぜんぜん

外に出してくれないので

髪の毛がボサボサでも気にしてません。

たまには

遠出したいそうです。

 

お泊りなんか最高!?

 

 

小売りさま?

(あえて50を付けなかったりします。)

 

_φ( ̄ー ̄ )

 

 

 

① 近赤外分光法(NIRS)

 

700〜900nmの波長は

主としてヘモグロビンのヘムに由来する吸収を反映し、生体酵素代謝のモニターに使用されます。

水による吸収を受けず、皮膚や頭蓋骨に透過性があります。

 

◯ ランバート・ベールの法則

透過資料において、ある波長の光が透明資料に照射されたときの吸光度は、その資料中に存在する光吸収物質濃度と光路長に比例する。f:id:honeyhornet:20191205224855j:image

この法則を使って、

脳内※酸化ヘモグロビンと

※還元ヘモグロビンの濃度変化

を求めているのがNIRS。

 

※酸化ヘモグロビン

ヘモグロビンが酸素と結合したもの。

鮮紅色。動脈血に多い。

※還元ヘモグロビン

(脱酸素化ヘモグロビン)

酸素と結合していないもの。

暗赤色。

 

 

② 精神疾患とNIRS

 

◯ 光トポグラフィー検査

脳外科手術前の言語優位半球の同定、てんかんの計測を目的とする。

2014年より、抑うつ診断の鑑別、補助。

保険診療から、血液中ヘモグロビンの相対的濃度、濃度変化を測定するものとして薬事認証を得ている医療機器。

10チャンネル以上の多チャンネルが必要。

 

うつ病として治療していて、

※治療抵抗性

統合失調症、双極性障害との鑑別が必要な患者さんを保険算定する。

 

※治療抵抗性

病気に有効と証明された治療法で効果が見られない、または効果が弱く再発する状態。