全国的に
お盆に「送り火」や「灯籠流し」は
あるとは思いますが、
長崎、
特に長崎市ほど
派手なお盆はないと思います。
「精霊流し」
マジで
「お祭り」
ではありません。
ワタシが小さいころから
この状態です。
え？
「お祭り」って？
見たことない人は
そう思うでしょう。
8月15日は
長崎市中で
「精霊船」と言う
巨大な山車みたいなものが
「チャンコンチャンコン」と言う
鐘とともに
「ドーイドーイ」と言う
掛け声、
コレは「南無阿弥陀仏」を短くしたものらしい。
「爆竹」を
箱ごと鳴らすと言う暴挙に、
クルマが走っている
「道路」を
練り歩きます。
え？
道路？
そう、
「船」とは名ばかりで
「車輪」がついてます。
おそらく海に浮かべると
沈みます。
昔は
他県と同じように
川から海に流していたらしいですが、
いつからか、
「道路」を練り歩き
「港」や「広場」まで運んで
燃やしてます。
爆竹は
道路を清める役目だそうです。
そもそも、
長崎のお盆は
墓参りして
花生けて
線香あげて
墓掃除するのは全国的に同じでしょうが、
なんとそこで
「花火」をします。
当然、
爆竹も鳴らします。
箭火矢（やびや）と呼ばれる
ロケット花火も飛ばします。
お墓というお墓が
派手にうるさいです。
(￣▽￣)
昔、
長崎出身のさだまさしさんの
グループ、
「グレープ」が歌っていた
「精霊流し」
を聞いた人たちは
実際のお祭り騒ぎを見て、
そのギャップにかなり驚いてました。
ただ、
見た目は派手ではありますが、
心の中は
あの「精霊流し」そのものなんですねー。
昨年から今年になくなった
「初盆」の故人の御霊を偲ぶ。
しんみりするより
派手に送ろうと言うのが
長崎の
「精霊流し」です。
コロナの影響で
去年はかなり縮小されていました。
加えて今年はこの雨！！
警報！？
自粛はおろか
中止を余儀なく
されるかも知れない。
(￣▽￣)
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