今、
コロナワクチン接種を
臨床検査技師と
救急救命士が
できるように国が動いている。
驚きである。
と同時に凄いことだと思っている。
ワタシは
臨床検査技師をやっている。
ワクチン接種って
「ただ、注射器に液入れて肩に刺すだけ」
？？？？
んな、アホな！
(￣▽￣)
そんな、
「異物」を
簡単に
「あー、いーよ〜！」
ってさせてくれる人っていないでしょ？
コレは明らかに
「医行為」である。
「医行為」ってのは
「医師の医学的判断および技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、または危害を及ぼすおそれのある行為」
である。
簡単に言うと
相手に触ったり傷つけたりするのは
ほぼ「医行為」になる。
ワタシら臨床検査技師の
法的に認められた「医行為」は
検査のための採血や
心電図、呼吸機能などの生理機能検査、
最近認められた、
皮膚や排泄物の検体採取、
インフルエンザ検査の鼻腔検体採取など。
「採取」は認められても
「注射」は認められていない。
「採血」ってのは
人によって血管の位置や
その太さ、硬さなど違うので
かなりの熟練が必要である。
それからすると
「筋肉注射」は
「採血」ほど
失敗する可能性は低いように思われる。
「思われる」って、
断言してないのは
結局は、
やったことないからである。
「抜く」ことはあっても
「入れる」ことはやったことない。
先日、
厚生労働省が
この件を承認した。
当然、
研修や説明が必要だが、
「やる」ことが決まった。
出来ることなら
ワタシも研修を受けたいと思っている。
医療業界が
大きく変わろうとしている。
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