認知症について、
これまでも記載して来ましたが、
たぶんこのブログを見ていられる方は認知症ではないと思います。
要は
「 今からなる 」可能性と
「 親がなる 」可能性を
心配されていますよね?
認知症に関しての専門家は、
「 認知症予防 」と
「 認知症ケア 」に
分けられます。
要は
「 なる前 」か、
「 なった後 」か
ってことです。
私のような臨床検査技師は、
どちらかといえば「 なる前 」
あるいは「 なってないか?」
の検査を担当していますので、
「 なる前 」=「 予防 」
について記載します。
( 写真と内容は関係ありません。東京ディズニーシーより )
〈 認知症予防法 〉
認知症予防で重要なことは、
早期発見です。
認知症の前段階である、軽度認知障害(MCI)は認知症へ進行するか、しないかの分岐点であり、早い段階で見つけて、対策を講じることが大切です。
◉ 継続できる運動( 有酸素運動 )
有酸素運動は認知機能の向上に有効であるという報告が多くの研究からでています。
さらに、高血圧、 糖尿病、脂質異常症などの改善にも効果があると考えられています。
継続することが大事ですので、毎日少しでも体を動かしてみてください。
例)ウォーキング、ジョギング、ハイキングなど
◉ 頭を使った余暇活動や創造的な趣味
認知症の予防には脳を活発に使う生活をすることが大切です。
考える習慣をつけることや、手先を使った創作活動をしてみてください。
例)将棋、囲碁、パズル、本を読む、楽器の演奏、手芸、絵画 など
◉ 他者とのコミュニケーション
他者とお話をするということは、とても頭を使います。
色々な人とおしゃべりを楽しみましょう。
例)会合、サークル活動、地域の行事に参加 など
◉ 栄養バランスのよい食事
肉類や魚介類、野菜、果物、豆類、乳製品 など、まんべんなくバランスのよい食事が大事です。
また、食べ過ぎは肥満に繋がりますので、腹八分目くらいを心がけましょう。
◉ 質の良い睡眠
睡眠は疲れをとる上で重要ですが、アルツハイマー型認知症の発症と密接な関係があることがわかってきました。
夜間の睡眠の質を高めるためにも、1日30分程度のお昼寝はよいとされています。
これらの認知症予防法を実施することで、必ず認知症を予防できるわけではありません。
しかし、少しの効果でも継続して取り組むことで、大きな効果をもたらす可能性があります。毎日の取り組みが大事ですので、継続できる
ものを少しずつでも実践してみてください。
(一般社団法人日本臨床衛生検査技師会の配布文書を参照してます。)
以外と簡単なことが多いのですが、
年齢とともに
「 だんだん面倒くさいのでやらない 」
ことがほとんどです。
使わないものは使えなくなります。
頭も身体も使わないと使えなくなりますよ。