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集る人=希少性の原理

先日、

中国のユニクロで

限定Tシャツの争奪戦があったと

ニュースで流れてました。

 

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【6月6日 CNS】100メートル短距離走のように猛然とダッシュし、シャッターを押し開け、マネキンの服を引き剥がす―――。こうした危険行為が3日、中国各地のユニクロ(UNIQLO)店舗内でみられた。SNSでも、「狂ったような奪い合い」などと伝えられた。

 

 

カウズの作者が、今後UNIQLOとはコラボしないという発表をして、こうなったらしい。

もともとカウズブランドのTシャツは、1〜2万するらしいが、UNIQLOだと1500円で売ってるため、人気が高い。

ただ、商品が欲しくて買う人はまだ許せるが、恐らくほとんどは「 転売 」の目的であろう。

 

 

人は「 限定品 」に弱い。

 

 

 

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昔、日産フィガロってクルマがありました。

 

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以下、Wikipedia

 

レトロ調にデザインされた小型オープンカーであり、手動で開閉するトップや、本革シートを備えていた。

型式はFK10型で、乗車定員は4名、初代マーチ(K10型)をベースとしたパイクカーシリーズのなかでは唯一、ターボエンジンを搭載していた。コンセプトは、「日常の中の非日常」であった。

当初は8000台の限定生産の予定だったが希望者が多かったため販売台数が拡大され、1991年2月14日、限定2万台で発売され、同年8月末までに3回に分けて抽選するという販売方式がとられた。

Be-1(1987年)、パオ(1989年)に続き、初代マーチ(K10型)をベースとした同社のパイクカー・シリーズの第3弾であった。

 

当時、コレが大変な人気で

タダで貰えるわけではなく、

「 購入するための抽選に当たった!」

だけで大騒ぎだった。

 

人は「 限定品で希少品 」に弱い。

 

(6) 希少性の原理

 

限定品や残り少ない商品と聞くと,その価値が高いように感じる。

あるものを手にすることができないかもしれないというのは損失である。

不確実な状況では獲得に比較して損失をする可能性は意思決定に大きな影響を及はすため(Tversky & Kahneman, 1974)、損失を強調することは説得の送り手にとって効果的なのである。

また、対象を買おうとしても手に入れることができないかもしれないという可能性は、購入するかどうか決定できる自由を失うということを

示す。

自由が制限されるときには心理的リアクタンスが生じるため、私たちは自由を回復させようとしてその対象を強く望むようになるのである。

制約を受けたり、禁止されたりされればされるほど、対象の価値が高まるというのは私たちがよく日常で経験することであるが、希少性の原理にもこうしたメカニズムが働いているのである。

(社会心理学 森津太子 著 参照)

でも、

時代と共に飽きるんですけどね。

 

まあ、

中にはスゴイ高値になるモノもあります。

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カウンタック 25th Annversary

28,800,000円

 

!?

 

 

 

 

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