レビー小体型認知症②
レビー小体型認知症は、アルツハイマー型、血管性に次いで多い認知症です。
⑶ 身体症状
レビー小体型認知症における
パーキンソニズムは70%に見られる。
違いは、
パーキンソニズムは片側、
レビー小体型認知症は両側。
典型的振戦は少ない。
姿勢反射障害※がある。
※姿勢のバランスを保つことが困難。
歩いての方向転換ができなく、
ふらついて転倒など。
歩行が前かがみになる。
さらに認知障害、起立性低血圧※で
また転倒。
※座って血圧が正常でも、立ってすぐの血圧低下を確認する必要がある。
食事をした後に立ちくらみ、失神。
(食事性低血圧)
立ち上がってフラフラする。
「なんか貧血気味で」
とか言い出したら要注意!?
重度の便秘。
排泄調節障害、発汗異常。
高炭酸ガス換気応答※障害
※血中二酸化炭素が上昇すると、換気して二酸化炭素を減らす生体反応。
二酸化炭素上昇する
肺炎や、呼吸抑制する薬
の投与は注意が必要です。
⑷その他
◯嗅覚障害
レビー小体型認知症の44%。
記憶障害の9年前!
匂いがわからない
ようになったら要注意!!
( ̄▽ ̄)
◯意識障害
呼んでもゆすっても起きない?
2〜3時間で自然回復。
なんか
怖いですねー。
( ̄▽ ̄)