勉強もバイクも好きだ!

臨床検査と心理学とバイクとクルマのブログです

認知症各論⑧ 参考にした本には遺伝子原因の病気の治療は書かれてません。

ハンチントン病

 

認知症と診断される症例は

アルツハイマー型、

血管性、

レビー小体型、

前頭側頭型

の4つがほとんどですが、

認知症症状の病気はたくさんあります。

f:id:honeyhornet:20191106202619p:image

キウイと読む。

「漢字四文字でキウイ?」

、、、らしい。

 

果物も良いですね。

とくにキウイは

便秘にも効くらしいです。

、、、でも

嫁さんが試したけどダメでした。

結局なんでも、

効くか効かないかは

人によりますのでご注意を!?

 

(^◇^)

 

絵は一度登場させてます。

この時点での最高傑作でした。

まだまだ進化していきますので

お楽しみに!

 

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

 

◯ハンチントン病とは?

 

舞踏運動など不随意運動と、精神症状、認知機能障害を主とする遺伝性疾患。

(※常染色体優性遺伝)

※浸透率が高い。患者の家系にハンチントン病血縁者がいる。

5歳前から70歳以降まで幅広い。

成人発症で経過は10〜15年。

10万人中0.5人。

 

※常染色体優性遺伝とは?

常染色体はそれぞれ2本あり、そのどちらかに異常遺伝子があると発病するものをいう。

よって

一方の親が発病者なら子供は50%発病。

男女差はない。

遺伝子があっても発症しない、発症しても気付かない場合もある。

 

※透過率

遺伝子変異が個体レベルで病的表現型を示す確率。

 

 

◯ハンチントン病の症状

 

① 運動症状

※舞踏運動など不随意運動や※巧緻運動障害運動持続障害など。

 

※巧緻運動障害とは?

(こうちうんどうしょうがい)

手足の動きがぎこちない障害。

箸が使えない、袖のボタンがかけられない、小銭がつかめない、紐が結べないなど。

 

※舞踏運動とは?

自分の意志に反して運動を行う不随意運動の一つ。不規則で非律動的な運動。

なめらかな動きが出来なくなる。

顔をしかめる、舌を出す、首をまわすなど顔面の動きや、手足の曲げ伸ばしなどあたかも踊っている様な動き。

急に始まり短時間見られる。

随意運動に似ているので「単に落ち着きのない人」に見られる。

 

運動持続障害について

 

「舌をだして」

と言われて、舌を出したり引っ込めたりします。

一定の力を込めることができません。

手を握ってもらうとわかります。

血圧計のマンジェットを握ると水銀柱が上下に振れます。

 

その他運動症状

 

動作緩慢、協調障害、固縮、ジストニア

ミオクローヌス、振戦、チックなど。

末期では固縮、ジストニア

若年型では固縮、無動

 

② 精神症状

易怒性、無頓着、※脱抑制、暴力、衝動、強迫。

早期には自殺。

 

※脱抑制

状況に対しての衝動、感情を抑えることが出来ない状態。

外的要因に衝動的反応、内的欲求を制御できず本能のままに行動。

 

③ 認知機能

遂行機能障害、注意障害。

次第に記銘力、判断力、学習能力低下。

 

 

◯ハンチントン病の診断

 

臨床症状と家族歴。

CT、MRIにて尾状核頭部萎縮、側脳室前角拡大。

遺伝子で4番染色体短腕の

huntingtin(HTT)

 

 

( ̄▽ ̄)

 

この病気の場合は

完全なる遺伝子原因ですね。

発症したら

余命10〜15年。

若いほど余命が短い。

 

参考した本には

治療については書いてありません。

 

最先端の医学が

遺伝子治療に結びつくのは

近い将来だと思いますが、

遺伝子操作ができる時代が来ると

それはそれで

問題は多くなると思われます。

 

難しいですね。

 

( ̄O ̄;)

 

 

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com

www.honeyhornet600.com