Vespa
基本的には
イタリアのpiaggioってのが会社名で
ベスパはブランド名です。
前回ご紹介した、
Apriliaもこのメーカーのブランドになります。
こういうことの有名な話では、
かの「フェラーリ」が一時期、
フィアットのブランドになったことがあります。
その後、独立し直しますが、
いろいろ話すと
ちょっとややこしくなりますので、
Vespaを一メーカーとして
ご紹介します。
ベスパといえば、
まず、コレでしょう。
ローマの休日
あえてバイクが乗ってるポスターを
最初に出しましたが、
有名なのはこちら。
オードリー・ヘプバーン
当時、一番人気の女優です。
綺麗ですけど、なにしろかわいい印象でした。
もう亡くなりましたが、、、。
1946年4月にこの機能的で革新的なスクーターはローマのゴルフ場で発表されました。フロントシールドには、従来のPiaggio Aircraftから新しいロゴへと変更されたエンボス加工のエンブレムが装着。Vespaはただちにメディアの注目を集め成功しただけでなく、多くの人から驚きや懐疑的な目も向けられました。スタンダードモデルは55,000リラ、デラックスモデルは65,000リラで発売されたVespaは小規模のディーラーネットワークで販売を開始しました。
1949年にVespaは航空機に使用されるアルミニウムとリベット留め加工を用いて、レース用シャシーを開発しました。
1948年にPiaggioは新しいVespaを発表しました。1946年から1947年の間に、1183台の125ccモデルがイタリア国外、主にスイスに輸出されました。1947年の終わりにエンリコ・ピアッジオ(Enrico Piaggio)は、98ccモデルの生産を終了して125ccにシフトすることを決定しました。
1951年もVespaにとって成功の年でした。進化した技術と美しさが受け入れられて出荷台数は伸びましたが、1951モデルが有名になったのはロマンティックで忘れ難い
名作「ローマの休日」での
登場が理由です。
オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)とグレゴリー・ペック(Gregory Peck)によるこの映画は不朽のラブストーリーとして今日も愛されています。
この映画のヒットがきっかけで、
ベスパに乗るのが
ファッションになりました。
ステータスになりました。
PiaggioはVespaの4輪進出を決めました。2ストロークエンジンをリアに搭載したVespa 400はコラディーノ・ダスカニオ(Corradino D'Ascanio)によってデザインされたものです。1957年に発表されたVespa 400は3万台が製造されました。
コレは
全く知りませんでしたね〜。
クルマつくっていたなんて!
( ̄▽ ̄)
1968
Vespa Super Sport 180の成功を受けて、Piaggioは新しい180ccの高性能モデルを開発しました。完全新設計のエンジンとシャシーを持ち、ハンドルバーとシートの意匠を変更したモデルです。Vespa Rally 180は1968年から1973年までの間で2万6000台が製造されました
1977年のミラノショーで発表された新しいVespa PX 125は若い世代に人気のモデルとなりました。直線基調のデザインと大型のシャシーは一目でPXと判るものです。スピードメーターはハンドルバーに内蔵され、新設計されたものです。テレスコピックショックアブソーバーの取付位置を改良した新しいフロントサスペンションを装備していました。
1985
いくつかの海外仕向地の要望を受けて、スポーツ仕様の50ccモデルをPiaggioは開発しました。スタンダードモデルと同じシリンダーを使用しながら、エンジンは高出力を発生しました。
2015
Giorgio Armaniの40周年と、Piaggio Groupの130周年を記念して2015年に企画されたモデルがVespa 946 Armaniです。Emporio Armaniは特別にVespa 946をデザインしました。
かなり途中を端折ってます。
基本的な形がほぼ変わってなく、
ここまで長く残っているバイクって
他ではないです。
( ̄▽ ̄)
ずっと、
その歴史を辿ってみてて
「お?かなり型が変わったな?」
ってのがほとんどない。
しかもすべてスクーター?
なんか出したな?
と思ったらクルマ!?
いやはや
凄いメーカーですね。
(*´ー`*)
Vespa Primavera 50 / 125 ABS / 150 ABS
メーカー希望小売車両本体価格
Primavera S 125 ABS Special Edition ¥478,500 (消費税10%込)
125ccでこの金額!?
高!!
って思ったら
国産バイクでも125ccで30万くらい?
最新装備は期待出来ないけど、
未だにこういうレトロなバイクが
新車で買えるって奇跡かも?
Sei Giorni Edition II
メーカー希望小売車両本体価格
VESPA SEI GIORNI Edition II
¥803,000 (消費税10%込み)
こちらは278cc
なんか、
スクーターのレーサーレプリカ?
的な位置付けみたいです。
ただ、
このメーカーに乗っていることが、
ある意味オシャレかもしれない。
(*´ー`*)