認知症検査って言うと、一般的には
「 お名前は?」
「 今日は何年何月何日ですか?」
「100から7を引いてください」
とか聞かれるー。
と思われる人が多いと思いますが、
実際のところそれだけで「 認知症!」と決められてもたまらないでしょう!
一概に「 認知症 」と言ってもさまざまで、治せるものからよくわからないものまで多数あります。
一番多いのは、よく聞く
「 アルツハイマー型認知症 」
全体の約70%はコレです。
患者数は100万人。65歳以上の10人に1人はなってる計算になります。
物忘れ、取り繕い、見当識障害、実行機能障害、物盗られ妄想、遠隔記憶障害、徘徊など。
発症から2~8年で約半数が寝たきり、平均8~10年ほどで死に至ることが多い。
治療薬は基本的には治療と言うより遅延薬です。
「アルツハイマー型」
「レビー小体型」
「脳血管性型」
「前頭側頭型」
の4つがほとんどの認知症に当てはまるため、
「 4大認知症 」と呼ばれています。
先に述べた
「 お名前は?」などの検査を
「 認知機能検査 」あるいは
「 神経心理学検査 」といいます。
正確には
長谷川式認知症簡易評価スケール(HDS-R)とか、MMSEとかいった検査です。
運転免許の75歳以上検査もコレになります。
それ以外に
「 血液検査」
「 尿検査 」
「 画像検査 」
などなど、、、。
で、今回私が参加したセミナーは
「 画像検査 」になります。
CT、MRI、SPECT、PETが主な「 画像検査 」ですが、これにエコー(超音波)も研究中とのこと。
CT、SPECT、PETは放射線を使うため、放射線技師のお仕事になります。
MRIは臨床検査技師もやる事は出来るのですが、流れ的に放射線技師がやった方が良いのでは?との事でした。
とりあえず、認知症検査にかかわる知識として、上記画像検査も理解する必要がありそうです。
頚部・経頭蓋エコーについては現在、研究中とのことでした。
脳梗塞、脳卒中などの脳内血流を測る意味では有効ですが、認知症に当てはまるかはまだ、確定はしていないようです。
実技実習で、かなりはっきりと血管が分かりましたので、実用されるのもそう遠くないと思われます。
下関って
チョー長い陸橋がありました。
遠くに見えるのが下関駅です。
学会会場から駅まで陸橋の上でした。
安全といえば安全。
不便といえば不便。