「 リーダーシップ 」って
よく聞きますよね?
マハトマガンジー = インド独立の父
いろいろな方が、
リーダーシップのあり方を述べられてますが、
私的に
もっともわかりやすいのが、
クルトレヴィンの
リーダーシップだと思います。
◉ 専制型(君主型)リーダーシップ
リーダーは常にメンバーに指示を行っており、メンバーすべての行動を把握しているため、失敗や滞りが許されないシビアなプロジェクトを進行している際には有効。 一方で、メンバーそれぞれの自律性・積極性の育成はできない。
◉ 放任型リーダーシップ
チームの行動にほとんど関与しないことが特徴。
放任型はチームメンバーの積極性やスキル・知識のレベルが高い場合には有効、そうでない場合にはチームのまとまりがなくなり、そもそもリーダーシップとして機能しない。
◉ 民主型リーダーシップ
リーダーとメンバーが共同で意思決定を行うことが特徴。 意思決定の主導権をどちらがにぎるかは、チームによって変わる。リーダーがあくまで話し合いのサポート役に徹すれば、メンバーの自律性や帰属意識を高めることが可能。ただし、ものごとを決めるまでに時間がかかるため、切迫したスケジュールのプロジェクトには向かない。
( リーダー?ですよね。)
よくある日本の企業なんかで、
民主主義的に考えてみると、
「 民主型 」
が一番良いリーダーに思われがちですが、
実は違います。
たとえば、
会社を立ち上げるとき、
いちいちみんなの意見を聞いていたら、
目の前の利益を逃す可能性があります。
その場合、
「 専制君主型 」が
ベストでしょう。
「 ワンマン社長!」も
一概に否定できないんですよね。
意外に良いリーダーって言われるのって
「 専制君主型 」
の人が多かったりします。
案外、あなたの会社の社長って
コレじゃないでしょうか?
それに対して、
「 放任型 」って
「 放ったらかし?」のイメージですよね。
ただ、
研究所など、
ある程度高度な技術レベルのリーダーシップを取ろうとした場合、
いくらリーダーとはいえ、いろいろ言うより
「 最終目標 」
のみ与えて、各自のスキルを活かす方が
結果として良い場合があります。
要は、
「 臨機応変 」に
あらゆるリーダーシップを
使い分けることが出来るならば、
「 最高のリーダー!」
になれるのではないでしょうか?
口で言うほど簡単なものでは
ありませんけどね。
また逆に、
「 一貫性のない人 」って
思われがちですが、、、。
私の場合、
「 民主型 」を基本に、
「 専制君主 」と
「 放任型 」を
出したり引っ込めたり、、、。
上にもまた、人がいる限り、
口で言うほどうまくはいきません。
ただ、
そうすることで
信頼してくれる者も
増えてくれると信じています。
簡単ではありません。
◉ クルトヴィンについて
( Wikipediaより)
ゲシュタルト心理学を社会心理学に応用しトポロジー心理学を提唱した。
ベルリン大学の哲学と心理学の教授を務めていたが、ナチスの政権掌握で、ユダヤ人の学者は大学から追放された。
海外に出ていた彼は、1933年8月にアメリカに亡命し、1940年にアメリカの市民権を取得した。
コーネル大学教授をつとめ、マサチューセッツ工科大学(MIT)にグループダイナミクス(集団力学)研究所を創設した。
「社会心理学の父」と呼ばれ、アイオワ大学の博士課程でレオン・フェスティンガーなどを指導した。
リーダーシップスタイル(専制型、民主型、放任型)とその影響の研究、集団での意思決定の研究、場の理論や変革マネジメントの「解凍―変化―再凍結」モデルの考案、「アクションリサーチ」という研究方式、グループダイナミクスによる訓練方法(特にTグループ)など、その業績は多方面にわたる。
1947年、マサチューセッツ州ニュートンビルで死去。