新人賞を獲得した選手は
次の年は活躍できない。
「 2年目のジンクス 」
甲子園で優勝した選手は
プロでは通用しない。
「 プロの洗礼 」
なんて
言われてます。
でも、
よくよく考えてみれば、
甲子園で優勝するってことは、
地方予選から一回も負けてないってことです。
プロになって一回も負けてない選手って
一人もいませんよね?
ジンクスって言うより、
「 当たり前の結果 」
なのではないでしょうか?
(3) 身近にある平均への回帰
私たちが接する身近な情報の多くは、現実を何らかの手段で測定したものであり、程度の差こそあれ偶然の誤差を含むのが普通である。
その意味で、身近な情報には平均への回帰という変動は大抵含まれている。
そして、そのために起こる測定値の回帰を、別の原因によって起こされたと考えるのが心理的錯覚としての平均への回帰の錯誤(もしくは回帰の誤錯)である。つまり回帰現象が起こっているだけなのに、値の変化は別の何かが原因だと考えてしまうのだ。
先の例であれば、中間テストできわめて良い成績だったために、それ以上を期待された子どもが、期末で点を落とすとそれは回帰で解釈されるのではなく、
「いい気になって勉強をサボったせいだろう」
とみなされるだろう。
これは一般的には「2年目のジンクス」という言葉でもおなじみだ。
1年目に予想外に活躍すると、2年目は平凡なところに落ち着くという。
2年目のブラック!
前作「仮面ライダーBLACK(ブラック)」の続編。 前作が好評だったことから、同じライダーが再び1年間主人公となった。 主演も同じ倉田てつを。 ブラックが大陽の光を浴びてパワーアップしたという設定になっている。
2年目でしたが、ヒットしてました。
ジンクスはない!
これは、優心だけでなく、平均への回帰も作用している。
ここで、本章の最初に挙げた、叱ることの有効性についての錯覚を考えてみよう。
このシミュレーション実験では、登校時間はランダムに変動するようにプログラムされていた。仮に登校時間をごく単純化したグラフにしてみれば、図10-2のような変動となるだろう。
これを見れば、とても早い時間に登校したあとには、より遅くなる確率が高いし、遅刻してきたあとには、より早い時間に登校する確率が高いことが読み取れる。
これが平均への回帰である。
そして実験の中で、しつけ役の実験参加者は,遅刻してきた場合には叱るし、早く来れば褒めるという選択したであろう。
であれば 参加者が体験したのは
「叱った後には改善することが多いし、
褒めた後には悪くなることが多い」
という明確な経験的事実である。
これが平均への回帰の錯誤を形作るのである。
一般に、子どもたちの行動にはポジティブなものもネガティブなものも、さまざまなパターンが含まれるのが普通だ。
どんな子でも時には親切で正直な振る舞いをするだろうし、またとんでもない悪さもするだろう。
極端に良い·悪い行いをした後に、平均的な方向への回帰が起こるのが普通だとすれば、叱るという行為には全く効果がなかったとしても、その有効性が体験的に認められてしまうのである。
カーネマンは、イスラエル空軍の教官たちの指導を行っていた際に、この現象に興味を持ったという。
カーネマンは、心理学理論からは褒めることが有効だと指導したのに対し、現役の教官たちは、アクロバット飛行がうまくできたことを褒めると大抵人はうまくいかないし、失敗を叱りつけると次はうまく飛べるようになると反論したという。
これが平均への回帰の錯誤の典型的な例である。
カーネマンによれば、回帰の錯誤を引き起こすのは
「起こりうる結果はその対象を最大限に代表する」
と考える代表性ヒューリスティックの働きである。
つまり、能力の測定値は能力そのものをよく代表すると捉え、回帰による変動の要因が過小評価されてしまうのである。
仮面ライダーblack RXは
昭和最後のライダー。
原作者 石ノ森章太郎さんの最後の作品でもあります。
最後にして最強でした!!
アクロバッター。
SUZUKI RH250
なんとクルマ!!
ライドロン。
MAZDA RX-7
倉田てつをさん。