バイク映画といえば、
コレでしょう?
汚れた英雄
以下、Wikipedia
『汚れた英雄』(よごれたえいゆう)は、大藪春彦が1966年から1969年にかけて発表した4部からなる長編小説。
角川映画(KADOKAWA)により映画化され、1982年12月18日に公開された。
フィクションであるが、生沢徹・田中健二郎・高橋国光にマイク・ヘイルウッド、ジム・レッドマン、ドメニコ・アグスタ(イタリア語版)伯爵など実在の人物も登場する。
物語編集
全日本ロードレース選手権、国際A級500ccクラスは、ヤマハのワークスライダー大木圭史とプライベートの北野晶夫の熾烈な争いが展開され、第8戦までで2人は同点に並んでいた。ワークス・チームはその組織力で、最終戦に向けて調整を進めていく。
一方、北野はその天性の美貌を活かし、上流階級の女性をパトロンとすることで、レース参加にかかる莫大な費用を捻出していた。
いよいよ最終の第9戦、様々な人々の思惑が交錯する中で、菅生サーキットでの熱い戦いが始まる。
私が大学生時代に
空前のバイクブームの中、
KADOKAWA映画がまた、ブームで、
「 犬神家の一族 」
「 蘇る金狼 」
「 セーラー服と機関銃 」
「 時をかける少女 」
などなど、
ほぼほぼ、
見てない人はいない時代でした。
わたしも
コレ見て買ったバイクが、
YAMAHA RZ250R!
主演は草刈正雄さん。
役柄が「 天性の美貌 」を利用して、
資金を調達するレーサーってことで、
素晴らしくかっこよかったです!
今でこそ、
おじいちゃん役が定着してますが、
当時は「 抱かれたい俳優No.1!」でした。
出演
レベッカ・ホールデン
木の実ナナ
浅野温子
勝野洋
奥田英二
中島ゆたか
朝加真由美
伊武雅刀
他。
主題歌
ローズマリー・バトラー『汚れた英雄』
原題:Riding High
レコード買いました。
CDではありません。
当然、
レースシーンは代役なんですが、
ホントにすごいのはコレで、
当時、
同じ体系だということで
抜擢されたのが、
平忠彦さん
映画でわかる通り、
ゼッケン62!
当時のロードレースは、
前年度の順位でゼッケンが付きます。
よって、62番目のライダーなんです。
だから、
レーサーもYAMAHAファクトリーYZR500ではなく、
市販のレーサーのTZ500!?
( コレも、当時は市販の500ccレーサーが売ってました。ホントです。)
1981年型は、1980年型ワークスマシンYZR500と同じ直列4気筒エンジンを搭載し、パワーバルブ付きである。
1981年型TZ500
(直列4気筒、110PS、230万円)
映画の公開は
1982年でしたから、収録は1981年になります。
◉ 平忠彦さんの実績
1980年 - 全日本ロードレース選手権350ccクラス・チャンピオン(国際A級)
1981年 - 全日本ロードレース選手権500ccクラス・ランキング6位(国際A級)
1982年 - 全日本ロードレース選手権500ccクラス・ランキング4位(ヤマハTZ500)
1983年 - 全日本ロードレース選手権500ccクラス・チャンピオン(ヤマハYZR500-0W70)
なんと!
ゼッケン62から
ゼッケン6
ゼッケン4
そしてシリーズチャンピオンを取っちゃうんです!
平忠彦さんは
この後、WGPに行きます。
最高ランキング6位まで上がります。
実際、
平忠彦さんの活躍は
ホントに
「 映画を見ているよう?」
でした。
映画の完成度も高いですが、
角川春樹さんが
抜擢したライダーの活躍を
リアルタイムで目の当たりにしてましたので。
未だに忘れられない映画です。