1984:VT250F
言わずと知れた「 VT 」である。
私が乗ったのは、2型と言われたもの。
猫も杓子も!バイクに乗る!!
って言ってたのは、
このバイクのおかげかもしれない。
初代VTが登場したのは、
1982年。
前から言ってる空前のバイクブーム!
2ストロークのYAMAHA
RZ250が35馬力!
対してHONDA
CB250RSZは26馬力!
4ストロークの単気筒だから
しょうがないちゃあしょうがない。
で、
どっち買う?
当然、RZになります。
( ̄▽ ̄)
それに対抗すべく、
HONDAが満を持して出したのが、
VT250F。
当時の最新技術を盛り込んで、
しかも女性に好まれる美しいスタイル!
4ストロークV型2気筒35馬力!
「 2ストロークの方が馬力が出る !」
と思っていた私らは、
凄いのが出たなー!と驚きでした。
しかも値段が高いと思ってたRZよりも
さらに高い!!
399,000円!
別のブログで書いてますが、
片山敬済さんがWGPで、
4ストロークのNR500で頑張っていた頃、
皆んな
「 やっぱ4ストじゃ2ストに勝てないなー。」
と思ってました。
多分、その技術の結晶が
VT250Fだと思います。
最近のCBR250RRもそうですが、
高くても売れるのが
HONDA!!
バカ売れしました。
発売後34ヶ月の短期間で、軽二輪(126cc超250cc以下)クラスでは、日本で初めて販売累計10万台を達成(昭和60年3月・本田技研工業調べ)。
・3年連続(軽二輪・昭和57年~昭和59年)ベストセラーを記録。
・過去最高(軽二輪)の
月間販売台数、8418台
(昭和57年7月)を記録。
(((o(*゚▽゚*)o)))
月間ですよ?月間!?
以下、HONDAサイトから( VT250FE )
このVT250Fに搭載した4サイクル・水冷・90度V型2気筒エンジンは、吸・排気効率の向上とフリクションロスの低減を徹底して追求。吸気ポートにエアガイド・フィンを備えたハイ・イナーシャポート(高慣性吸気ポート)の採用などにより、低速から高速まで全回転域で吸 ・排気効率を向上。また、コンロッドに特殊な熱処理を加えることにより、軽量で高い強度と剛 性を両立させ、さらに往復運動部品の徹底した軽量化を計ることによりフリクションロスの低減 を実現。これにより、40PS/12,500rpmの高出力と2.3kg-m/ 11,000rpmの最大トルクを実現させている。
車体設計は、コンピューター解析により軽量・高剛性を追求した角型断面のダブルクレードルフレームや、新設計の軽量・ブーメラン型アルミスポーツコムスターホイール(フロント16イ ンチ・リア17インチ)、新デザインのインボード・ベンチレーテッドディスクブレーキを採用。
また乗り心地と路面追従性をより向上させた新設計のプロリンク・リアサスペンションの採用など高性能スポーツバイクにふさわしい充実した装備としている。
449,000円である
VTは2年ほど乗りました。
あの頃、仕事がハードで、寝不足で
よくぶつけたり転んだりしました。
素直ないいバイクだったと思います。
その後、
レーサーレプリカのブームが来ることになり、
流行に流されるワタシは
自然に
NSR250Rの方へ
と進んで行きました。
( ̄▽ ̄;)