1981:ストリーム
HONDA ストリームって言っても
クルマじゃありません。
コレはクルマのストリーム。
その昔、
ウチの親父が乗ってたのを
たまに借りてました。
今じゃ、
3輪って言ったら
YAMAHAのLMWでしょうが、
昔、3輪はこれから始まりました。
前一輪、後二輪。
普通に考えればコレが三輪ですよね。
YAMAHAさん!
前二輪ってよくやるわ!
この遺伝子は
受け継がれてます。
ジャイロX スタンダード
酒屋さん御用達?
ジャイロキャノピー
ピザ屋さん御用達!!
当時の価格は
¥198,000
高!?
50ccのスクーターじゃ
最高額だったと思います。
それを
「 安かったから 」
と言って親父が買ってきました。
新車で¥99,800?
だったと思います。
なんと半額以下!!
安!?
前のブログで、
MVX250Fがバーゲンセールで
無茶苦茶安かった話をしましたが、
コイツはそれ以上でした。
乗った感じは、
最高級スクーターだけあって、
メーターにしても
作りはしっかりしてました。
ただ、
やっぱり売れなかった理由は
乗りにくい!?
( ̄▽ ̄)
止まったとき、サイドスタンドではなく
手元にあるパーキングブレーキを
引いて止めました。
なかなか慣れない。
一番困ったのは、
カーブが曲がりにくい!!
このリア二輪が、
曲がる途中でいきなりグリップを失います。
んで、横倒し!!
で、そりゃあリアタイヤがいきなり
90度になったら
コケるしかありません。
後で親父に怒られました。
( ̄▽ ̄)
今のジャイロXなんかは
だいぶ対策されてるんだろうけど、
バイク乗りの感覚で
コーナー攻めたら即死ですねー。
この後、親父は
普通にsuper CUB 90を買いました。
本人は凄く高かったと申しておりましたが、
うん。
それが正解だよ親父さん!
( ̄▽ ̄;)
HONDA広報より
新しいカテゴリーの乗りもの=スリーター
ホンダはこれまで“技術は社会に貢献するための手段である”という基本理念にそって、常に新しいカテゴリーの製品開発に挑戦し、かずかずの独創性に富んだユニークな製品を世に送り出してきました。
例えば、2輪車においては〈スーパーカブ〉(昭和33年)、〈ロードパル〉(昭和51年)、そして昨年国産スクーター復活第一号の先鞭をつけた〈タクト〉など、それぞれの時代にない新しい製品として誕生させました。
それらの製品は、それまでなかった新しい市場を創造しリードしてきました。これは社会のニーズを先取りした製品の先見性が多くの人々に受け入れられた結果であると考えます。
2輪車は、ロードパル発売以降定着したファミリーバイクによって、女性マーケットが拡大し、各家庭に広く普及しました。
2輪車と4輪車とは、それまで別々のマーケットとして発展してきましたが、ファミリーバイクの普及やスクーターの出現により、両者がより便利に使い分けられる傾向が顕著にみられるようになりました。ホンダはこれらの現象をふまえて、双方の長所を生かし2輪ユーザー、4輪ユーザーはもとより、これまでの“乗りもの”では満足して戴けなかった人々にも受け入れて戴ける“乗りもの”――フロントに1輪リアに2輪を備えた第3の乗りもの〈ストリーム〉を開発しました。
〈ストリーム〉の開発にあたっては、これまでのクルマの概念にとらわれず、新しい着想・思想をとり入れることからスタートしました。
今日の混合交通のなかで、その価値を充分に発揮できる乗りものであること。つまり2輪車の特長であるスムーズ・軽快・経済性を損なうことなく、4輪車の特長である居住性、快適性を合わせもつ乗りものとして具現化しました。
そのために、まず居住性の追求から基本設計をすすめました。ゆとりある乗車姿勢を確保するために居住空間とエンジン部を大胆に分離。その結果フロント1輪、リア2輪というユニークなホイールシステムとしました。ホンダはこれを全く新しいカテゴリーとして「スリーター」と呼びます。